緑の谷・赤い谷*

新潟県にかつてあった鉱山の記録と周辺の昭和の記録と・・・お散歩。(旧名「猿と熊の間に」)

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2017年11月

滝谷の蕎麦のその後の写真は、収穫されてすっかりと刈り払われた畑の姿だった。

はて、これを見て思わず蕎麦の一生とは何だろうと考えてしまった。

人の一生とあれば線引きはそう難しいことではない。心臓が止まったとか脳死だとか・・・、そしてやがては土に還る。

命が終わる時と考えれば、蕎麦にとってはその根源である土から離れた時か?・・・、いやいや種子という命が残っておる。

となると、やっぱりこれは種子をお蕎麦という美味しい食べ物にして、有り難くいただいて、しっかりと土に還してあげるのが蕎麦の一生ではなかろうか・・・。

などと、くどくどと思いを巡らせて、結局はここの蕎麦を食べてみたいだけと思い至り・・・・・。

ああ、どなたか蕎麦の行方を教えてくだされ・・・。

(写真を送っていただいたFさんのお話によれば、菅谷の人が市から土地を借りて栽培しているそうな。帰省の際には菅谷の蕎麦屋に寄ってみるか・・・^_^)

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故郷の紅葉も真っ盛りのようです。

写真提供:Fさん

今年もアケビの実は一つもならなかった。およそ40年前に故郷の地から移植して来たものである。

数年前までは数は少なくとも毎年のように実をつけていたものだが、ある年に大きく剪定したせいで実をつけなくなったのかもしれない。

それは仕方がなかったのだ。生長の旺盛なアケビは威勢良くあらゆる方向にツルを伸ばし絡み合って伸び上がり、そして見境なく隣家の樹木にまで犯し始めるに至っては、もはや切るしかなかった。

それと同じ頃、友人に「ムベ」という木の苗をいただいた。あまり聞き覚えのない名前の木であったが、妻が常々、道路に面したフェンスに何か欲しいと言っていたので、常緑でもあるし植えてみることにした。

それが、ここ2・3年前から実をつけるようになった。アケビのように割れることもなく、綺麗な色の果実なので、今までは飾りとして置いておくだけであったが、今年は調理方法を検索し、中身はリンゴと合わせてジャムに、外側の皮はお気に入りの味噌を使って味噌炒めとした。

これが中々の美味で家人にも好評を博し、少し得意になった私はネット上でも発信してみようと調子づいたのであります。

綺麗で上品な色です。
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こんな面白い形も・・・。
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砂糖を使わなくても甘いのです。
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あまり癖もなく、ご飯もすすみます。
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