角瓶28号さんに赤谷駅の桜の写真も送って頂いたのですが、それを見ているうちに一緒に写っている松の木がどうにも気になって・・・、何が気になっているかと言えば、これだけの大きな松の木が昔からあったことに全く記憶が無いからなのですね。
それで過去の赤谷駅の写真を探して見たのですが、赤谷線廃線前の営業していた頃の写真を見てみると、なんと松が無いのです。この松は赤谷線の廃線後、赤谷駅の保存とその整備の際に植えられたものと考えます。
頂いた今年4月20日の旧赤谷駅の写真。
松の部分写真。
松の部分写真。
昭和61年(1986)6月の赤谷駅。松は植えられてまだ間も無いのでしょうか、しっかりと支えられています。
昭和52年(1977)4月の赤谷駅。松はありません。ちなみに赤谷線の廃線は、昭和59年(1984)3月です。
しかしまぁ、松はたくましく育っていますねぇ。桜と違って、これからまだ何十年、あるいは百年単位で残っていくかもしれませんね。
いずれ旧駅舎も無くなって、桜の木も無くなって、ただこの松だけが赤谷駅の証を残していくことになるでしょう。
いずれ旧駅舎も無くなって、桜の木も無くなって、ただこの松だけが赤谷駅の証を残していくことになるでしょう。