緑の谷・赤い谷*

新潟県にかつてあった鉱山の記録と周辺の昭和の記録と・・・お散歩。(旧名「猿と熊の間に」)

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カテゴリ: 平成の故郷(かつての住人の為に)

昨日(18日)は新発田の空も珍しく春霞みもなく晴れ渡り、故郷の山々が一望に見渡せたと角瓶28号さんが画像とともに教えて下さいました。

●西新発田から見る、どでんと構えた二王子岳です。左奥には飯豊連峰の主稜線が望めます。田圃の向こうに見えるのはマツキドライビングスクール、かつての西新発田自動車学校だそうです。級友のほとんどはここに通ったはずです。とても懐かしいです。
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●赤谷方面を望んでいます。右が蒜場山、左が焼峰山です。たまらなく郷愁に誘われます。
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旧県道を社宅4区に向って。左側に我が家はありました。
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今の観月橋。この橋のたもと、ちょうど写真の中央付近に黒崎商店はありました。
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観月橋の4区側から東赤谷駅方面を見ています。
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観月橋の下を流れる川ですが、かつては石垣で整備されていました。自然の川に還ってしまいましたね。
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かつての事務所跡。上段の平らな所に建っていました。
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老いた樹体に細々と咲いている様は、その生命力もさることながら、返って悲哀を感じさせます。
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また、荒れ野に咲くキクザキイチゲも、かつての繁栄を知る私には美しさの陰に、他に湧き上がる感情があるのです。
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写真提供:角瓶28号さん

今年も角瓶28号さんから東赤谷の桜の写真を送っていただいた。
すでに枯れてしまった桜もあり、年毎に樹勢が衰えるばかりだが、それでも衰えた体に新しく伸ばした細い枝もあるようで、そこにもたくさんの花を付けていたそうです。

桜とともに迎えてくれるのは、いつに変わらぬ焼峰です。
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東赤谷駅の便所脇にあった桜です。
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社宅1区の中程からです。
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右側の数本の桜は完全に枯れました。
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旧県道を新発田方面に向かって。真ん中奥の桜は職員用共同浴場側にあった桜。
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心なしか細い枝が増えたような気もします。ガンバレと声をかけてあげたい。
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花の付きは往時と比べれば、やはり衰えが見えるかな・・・。
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写真提供:角瓶28号さん

先日「東赤谷 冬」と銘打ちましたが、陽射しはすっかりと春めいております。再び角瓶28号さんから画像をいただきましたので載せます。

赤谷線跡から見る臼ヶ森。朝な夕な車窓から眺めた山です。山里からの出口であり、入り口でもありました
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旧赤谷駅。今年の雪の多さがわかります。
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閉校になった赤谷小学校。まだ校内に子供達の声が聞こえてくるようです。
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喫茶店「ミント」。この道路も赤谷線跡です。
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赤谷線は東赤谷に向かい走ります。間も無く焼峰橋入り口です。
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やがて左に焼峰が見えて・・・
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東赤谷駅に到着です。
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社宅はまだまだ雪の中です。
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平成30年2月22日の東赤谷です。

少年時代は当たり前として見ていた冬の風景も、今は懐かしく、そして遠く離れている私には何処かよそよそしさも感じられます。

写されている故郷の山々の風景は、あくまでも平面ではありますが、いっとき己の記憶の中に入ってみれば、頬に伝わるピーンとした空気が感じられるのであります。

蒜場山も焼峰も往時と変わること無く立ち続けています。

見上げる私の目も、あの時の少年の目です。

ぼーっとしていると、後ろから友の雪玉が飛んできそうです。

蒜場山
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焼峰 二題
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写真提供:角瓶28号さん

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