カテゴリ: 平成の故郷(かつての住人の為に)
2018春 東赤谷_その2
旧県道を社宅4区に向って。左側に我が家はありました。
今の観月橋。この橋のたもと、ちょうど写真の中央付近に黒崎商店はありました。
観月橋の4区側から東赤谷駅方面を見ています。
観月橋の下を流れる川ですが、かつては石垣で整備されていました。自然の川に還ってしまいましたね。
かつての事務所跡。上段の平らな所に建っていました。
老いた樹体に細々と咲いている様は、その生命力もさることながら、返って悲哀を感じさせます。
また、荒れ野に咲くキクザキイチゲも、かつての繁栄を知る私には美しさの陰に、他に湧き上がる感情があるのです。
写真提供:角瓶28号さん
2018春 東赤谷_その1
春めく故郷
先日「東赤谷 冬」と銘打ちましたが、陽射しはすっかりと春めいております。再び角瓶28号さんから画像をいただきましたので載せます。
赤谷線跡から見る臼ヶ森。朝な夕な車窓から眺めた山です。山里からの出口であり、入り口でもありました
旧赤谷駅。今年の雪の多さがわかります。
閉校になった赤谷小学校。まだ校内に子供達の声が聞こえてくるようです。
喫茶店「ミント」。この道路も赤谷線跡です。
赤谷線は東赤谷に向かい走ります。間も無く焼峰橋入り口です。
やがて左に焼峰が見えて・・・
東赤谷駅に到着です。
社宅はまだまだ雪の中です。
平成30年 東赤谷 冬
平成30年2月22日の東赤谷です。
少年時代は当たり前として見ていた冬の風景も、今は懐かしく、そして遠く離れている私には何処かよそよそしさも感じられます。
写されている故郷の山々の風景は、あくまでも平面ではありますが、いっとき己の記憶の中に入ってみれば、頬に伝わるピーンとした空気が感じられるのであります。
蒜場山も焼峰も往時と変わること無く立ち続けています。
見上げる私の目も、あの時の少年の目です。
ぼーっとしていると、後ろから友の雪玉が飛んできそうです。
蒜場山
焼峰 二題
写真提供:角瓶28号さん